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浄土真宗本願寺派 津村別院様 総会所「六鳥図」壁画

大阪のビジネス中心街・本町に位置する西本願寺の別院で、昔から「北の御堂さん」と呼び親しまれ、大阪市内を南北に走る「御堂筋」の名前の由来とも言われています。
本願寺第8代宗主蓮如上人によって大阪城のあたりに坊舎(後の石山本願寺)が建立され、その後現在の地に移転、南御堂とともに人々の信仰を集めてきました。
院内では、一般の人を対象にして数多くの公開行事が行われ、ビル街で異彩を放つ御堂筋のシンボル的存在となっています。

《六鳥とは》
六鳥とは、『仏説阿弥陀経』の中で、仏法僧の三宝を奏でて浄土を荘厳しているとされる浄土の六種の鳥で、ご本堂の須弥檀の前に置かれる前卓の彫物としてよく用いられる鳥です。
その鳥とは下記の6種となります。

・白鵠 (ビャッコウ→鶴として描かれます)
・孔雀 (クジャク)
・鸚鵡 (オウム)
・舎利 (シャリ)
・迦陵頻伽 (ガリョウビンガ→鳳凰に変更されて描かれます)
・共命 (グミョウ)

これら六種の鳥のうち、「白鵠(白鳥・ガチョウの一種とも鶴の一種とも言われる)」と「孔雀」は、視覚的な美しさによって浄土を荘厳し、「鸚鵡」と「舎利」(九官鳥の一種とも言われる)は人語を解して仏法を奏で、「迦陵頻伽」は流麗な音声で三宝を荘厳し、「共命(一身二頭の鳥)」はいのちの平等を体現していると言われます。