襖は日本建築独特のものであり、そこに絵を描く襖絵は、まさしく日本美術独自の形式と言えます。 天地游々では、施主様のご希望に合わせて、そのお寺にしかない唯一の襖絵を制作しております。
大圓院様は、『平家物語』巻第十「横笛」で語られる悲恋物語の主人公、斎藤時頼と横笛ゆかりの寺院です。 玄関の襖には、紅梅白梅が咲く京都の花見の宴にて、舞を披露する横笛と斎藤時頼の出逢いの場面を描きました。また、玄関から書院までの66面の襖に高野山の風景と、大圓院様と関係の深い「同期の桜」の桜図を描いています。 詳細はこちら。
お布施頂いた檀家様の夫婦愛を表す2組の鴛鴦のつがいと、生命の平等を表す鳥・共命、そして花の寺と呼ばれるほど住職様のお母様が愛した花々を左右の余間に春夏、秋冬に分けて描きました。詳細はこちら。
この仕事では、堺別院様独自のものを作らせていただこうと、まずは堺の町にまつわるものをいろいろと連想しました。そこで、早くから貿易港として栄え、室町・安土桃山時代と港町として大きく繁栄した堺の町の風景が一番絵になると考え、「南蛮船と堺港」を主題とした構図を提案し制作したものです。詳細はこちら。
覚王寺様は、札幌市にある浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。明治29年に「浄土真宗本願寺派新琴似説教所」として開設され、明治38年に覚王寺と寺号公称認可され、平成7年に開教100年記念事業として本堂等諸施設落成・慶讃法要厳修し、現在に至っています。詳細はこちら。
日蓮宗寺院様の鳥の子紙による襖絵です。詳細はこちら。
この衝立は、真宗木辺派錦織寺様の親鸞聖人七百五十回御遠忌を記念して修復したものです。もとは水墨画の異なる絵が描かれていた衝立で、絵も框の漆も金具も長い年月を経て傷んでおりました。修復するにあたり、ご本尊の由来である関東霞ケ浦の伝承を新しく描くことにしました。框の漆は塗り直し、金具は鍍金直しをし、古い衝立に新しい命を吹き込むことができました。詳細はこちら。
これらはほんの一例です。 ご予算・ご希望に合わせてご注文承ります。
株式会社 天地游々 代表取締役 安川 諭(画号:如風)
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